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小児矯正

床矯正

あおぞら歯科クリニックでは、床矯正(しょうきょうせい)という矯正治療をお勧めしています。
お勧めする一番の理由は、お子さまの大切な永久歯を一本でも多く残したいから。
床矯正とは、歯がきれいに並ぶための顎の大きさが足りない場合に、取り外し可能なマウスピース(床装置と呼ばれています)を使って、顎を少しずつ広げて歯をきれいに並べる非抜歯矯正治療です。
複雑な歯列不正に場合には、床装置で歯のならぶスペースを確保し、さらにワイヤー(マルチブラケットといいます)で歯を移動させる治療を行います。

床装置サンプル

治療期間

治療器具は半年~1年程度使用する必要があります。床矯正は、お子さまの「噛む」などの機能を改善することを通じて、歯並びを良くしようという治療法です。
お子さまの体質や歯列の状態によって治療期間は異なりますが、それ以上にお子さまご本人の日々の生活習慣の改善・器具の使用と、これに対するご家庭での指導・協力が必要不可欠です。
なお、お子さまの歯が乳歯から永久歯にはえかわり、歯並びが一見きれいになったように見えても、最後に生えてくる大人の歯(12歳臼歯)がしっかりと噛み合うまでは、チェックが必要です。

長所と短所

他の矯正治療法と同様に、床矯正治療にも長所と短所があります。
床矯正は、抜歯矯正と異なり歯を抜かなくても良いという点が最大の長所と言えるでしょう。装置も、お子さまの都合により、任意で一時的に取り外すことができます。
これは、お子さまのモチベーション次第で短所になるとも言えます。装置が自由に取り外しが可能なため、積極的に装着しなければ効果が表れず、治療が進みません。
また、装置を紛失する可能性もありますので、お子さまの治療に対する認識と協力が大切です。
矯正治療は種類にかかわらず、虫歯になりやすくなります。どんな方法で矯正治療を行う場合には、普段以上に虫歯予防に注意が必要になります。